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Salesforceのオフショア開発が増える理由・会社選びの注意点

Salesforceのオフショア開発が増える理由・会社選びの注意点

#オフショア開発

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2166VP|

2022.04.27

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こんにちは! ベトナムでシステム開発を提供するモアグループのクロカワです
近年、弊社ではSalesforceの開発のご依頼を多くいただいております

理由1:Salesforceの高いシェア率と需要増加

理由2:日本国内のエンジニア不足

理由3:Salesforceエンジニアを確保するベトナムオフショア

ポイント1:Salesforceパートナー・認定資格保有の有無
ポイント2:Salesforceの開発実績と今後の予定
ポイント3:ラボ契約の場合、ブリッジエンジニアの能力


そもそもSalesforceとは、セールスフォース・ドットコム社が提供するCRM(顧客管理)SFA(営業支援)のSaaS型クラウドサービスです。

※ 2020年8月時点Datanyze社による調査

 

またデジタルシフトによりSaaS市場が急成長し、国内CRM市場の2020~2025年の年間成長率が5.5%と予測される中、セールスフォース社は事業規模を拡大しています。

※ 2021年7月IDC Japanの発表

事業拡大に加え、2021年現在日本国内には500以上のSalesforceパートナー企業(Salesforceに関するサービスを扱う企業)が導入支援などを行っており、ますますSalesforceを利用したい企業が増加していくと見込まれます。


Salesforceはカスタマイズ性が高く独自のアプリ開発も可能なため、あらゆる業界の企業に選ばれていますが、高度な開発にはApex
Visualforce 等のエンジニアスキルが必要です。

 

つまり、Salesforceの高い需要に対して、Apex等を理解したSalesforceエンジニアも多く求められる
ということになります。新しくSalesforceを導入する企業はもちろん、すでにSalesforceを利用している企業でも、事業の変化に応じてSalesforceのカスタマイズを最適化するため、Salesforceエンジニアが必要です。

 

しかしみずほ情報総研株式会社の調査によると、

とされています。

(2030年には最大で約79万人ものIT技術者が不足するとされています。)

 

人気が高い開発言語に比べて、エンジニア希望者へSalesforceエンジニアという選択肢の認知はそこまで広まっておらず、エンジニアスクールや企業におけるSalesforceエンジニア教育ノウハウの提供も多くはありません。

 

国内でエンジニア自体が不足する中、Salesforceエンジニアは一層確保しづらい状況となっています


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「Salesforceの高い需要」「国内エンジニア不足」のために、日本企業は
Salesforceエンジニア採用に苦労する状況となっていしまいました…

そこで企業は、国内でSalesforceエンジニアを採用するのではなく、ベトナムオフショアでのSalesforce開発を選択するというケースが増えてきました。

ベトナムオフショア企業は

 

ベトナムオフショア企業に依頼すれば「社内のエンジニアが不足している」「すぐにSalesforce開発を行いたい」といった課題をすぐに解決できるのです。

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では実際に、Salesforceのオフショア開発会社はどのように選ぶべきでしょうか?注意して確認すべき点を解説します

Salesforceの開発会社を選ぶ場合には「Salesforceコンサルティングパートナー」または「AppExchangeパートナー」の認定を受けているかどうか確認しましょう。

※「Salesforceコンサルティングパートナー」とは、Salesforce製品を導入・開発サービスを提供するパートナー、AppExchangeパートナーはSalesforce
のプラットフォーム上にアプリケーションを構築し、自社アプリをお客様に提供するパートナーです。

 

パートナーになるためには、自社でのSalesforceの活用や対象の認定資格を2つ以上取るなどの参加要件を満たす必要があります。つまりパートナーであるということは、Salesforceを活用するための知識があり、システム開発する上でも、お客様へ仕様や開発における実装方法などの提案ができる開発会社であると言えます。

 

パートナーであるかどうかだけではなく、優秀なエンジニアがいるかの目安として、在籍エンジニアがどのようなSalesforce認定資格を保有しているかも確認しましょう。資格一覧はSalesforceのホームページで確認できます。

実績件数はもちろん、どのような案件の経験があるのかを確認し、依頼したい内容が得意な会社なのかどうかを確認しましょう。

 

Salesforceの開発の中でも様々な技術があるため、(例えば、Heroku,Lightning
Component,Visualforce,etc…)どの程度使用したことがあるのかや、Salesforceの技術と他の技術を組み合わせての案件も経験があるかどうかで、対応力を確認します。

 

また過去の実績だけではなく、以下の点を踏まえ、今後Salesforceの開発リソースを拡大する予定があるのかどうかも聞いておくと良いでしょう。

 

ベトナムのIT業界では転職率が高いため、Salesforceエンジニアが退職した時に備えて育成や採用を行っているのか?

事業が拡大しもっと沢山の開発リソースが必要になったときにも、安定してSalesforceエンジニアを提供してくれるのか?

 

ラボ契約でオフショア開発を行う場合、自社とエンジニアの橋渡しであり、プロダクトマネージャー(PM)の役割となる
「ブリッジエンジニア」の能力が重要となります。

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スムーズなやりとりができる日本語力とコミュニケーション力があるか?

エンジニアをマネージメントできる管理能力があるのか?

Salesforceのプロジェクト経験はあるのか?(経験が無い場合、Salesforceを勉強して知識はあるのか)

Salesforce認定アドミニストレーターなどの資格を取得しているか?(無い場合取得してくれるのか)

今回はSalesforceのオフショア開発について、以下を解説しました。

「Salesforce需要増加」と「国内のエンジニア不足」に対して、ベトナムオフショア開発会社は積極的にSalesforceエンジニアを育成・確保している。このためSalesforceのベトナムオフショア開発が増えている。

Salesforce開発会社を選ぶ時は、「Salesforceパートナー・認定資格保有の有無」「Salesforce開発実績と今後の予定」「ブリッジエンジニアの能力」を事前に確認すべきである。

 

少しでもお役に立てたら幸いです。お読みいただきありがとうございました。

 

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モアではSalesforceコンサルティングパートナーとして正式認定を受けており、Salesforce認定資格を保有するエンジニアが多数在籍しています!

[モアグループ Salesforce開発実績例]

 

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Salesforceを基盤としたSFAシステムの導入支援、テクニカルサポート

Salesforceを基盤とした工場向けフィールドサービス管理アプリケーションの開発

Salesforceを基盤とした勤怠管理システムの開発支援

Salesforceを基盤とした施術予約システムの開発

 低コスト・高品質でのSalesforce開発をご検討の場合には、お気軽にお問い合わせください。私たち日本側の営業スタッフが、誠心誠意対応させていただきます。

 

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