日本とはちょっと違うベトナムの国民性

日本とはちょっと違うベトナムの国民性

日本とはちょっと違うベトナムの国民性

オフショア開発を活用するとき、切っても切り離せないのが外国人との価値観のズレです。相手の価値観
を知らずに日本の価値観を押し付けてしまうと、うまくいくはずの仕事もうまく回らないこともあります。逆に、
相手の価値観を知っていれば、伝え方や気遣いをして互いに気持ちよく仕事ができるようになります。
今回は、ベトナム人と仕事をする上で知っておいた方が良いベトナムの国民性を4つご紹介します。

 

① 家族や人のつながりを大事にする
ベトナム人は、親や兄弟などの家族を大事にし、他人への警戒心は強いということが挙げられます。ベトナ
ム人には「家族を養うために仕事をしている」という意識が強く、「家庭を犠牲にしてまで仕事をする」ことは
本末転倒だと考えている人が少なくありません。そのため、日本のように残業や休日出勤をしてまで会社
に貢献するという昔ながらの考えは全く理解されません。
しかし、ベトナム人は会社や同僚も1つの家族として見る傾向もあり、毎日コミュニケーションを取って互い
の信頼関係を築くと、いざという時はとても頼りになるという点もベトナム人の特徴です。

 

② 仕事を選ぶ基準は、まず「給料」
ベトナム人はまず、「給料」が会社や職場を選ぶ基準です。
この理由としては、先ほどお話しした時間外労働を行わないことに加え、仕事内容と給与額のバランスを
冷静に判断していることが挙げられるでしょう。
つまり、ベトナム人はまず給料が良いか悪いかで就職先を選択し、実際に働いてみて給与額が仕事内容
に見合っていないと考えれば、すぐに転職を考える人も少なくありません。
また、その日の作業が完了していなくても、終業時刻になったからと放棄して帰宅してしまう人もいます。
大きなトラブルになる前に相手とのコミュニケーションと信頼関係を構築する必要があります。
しかし、積極的にスキルアップのために学ぶ性質もあり、仕事が終わってから仕事に使える知識や日本語
の勉強をしている人も多くいます。そのような人は知識や経験をたくさん吸収して、どんどん成長していくこ
ともあります。

 

③ ベトナム人にとって長期休暇は非常に重要
ベトナムの祝日は日本よりも大変少なく、長期休暇は基本的に旧正月しかありません。
ベトナムの旧正月(テト)は、1月下旬から2月上旬の時期に1〜2週間程度あり、その期間中はベトナ
ム人が長期休暇を取ります。
普段土日しか休日がないベトナム人にとって、テトはとても重要な休日です。
旧正月さえ気をつければ、毎日業務施工しますので、日本企業にとってはありがたい国であるといえます。

 

④ 言語力は期待できる
ベトナムの公用語はベトナム語ですが、英語や日本語スキルが高いベトナム人は多くいます。
その理由は、ベトナム国内はIT分野や国際市場への進出が意識されているので英語教育も進んでおり、
また日本からのODAによって日本語スキルを備えたITエンジニアの育成も行われていることが挙げられます。
ただし、注意点は、言葉を理解できても、きちんと報告や相談をしないこともあるため、何よりもコミュニケー
ションを取っていくことが必要です。

 

ベトナム人は一、実は人生や日々の生活における優先順位がはっきりしていて、とても分かりやすい国民
性です。また、本当に信頼した相手のためには力を尽くしてくれることも彼らの魅力です。
ベトナム人の価値観を理解した上で、積極的なコミュニケーションと事前の対処を意識していけば、オフショ
ア開発でうまく業務を進めていくこともできます。