ベトナム人の社会人向け資格及び社会人教育環境
2020年10月07日
1.市場概要
・ベトナムでは経済成長に伴う産業構造の変化で、多くの業界でより高度な技術・知識を持つ人材が求められている。
・しかし、既存の大学などの教育機関で教育を受けた人材は企業側のニーズとマッチせず、就職できない若者が急増している。その結果、若年層(15歳~24歳)の失業率は平均失業率と比較して2倍以上高い状態が続いている。
・また、ベトナムの労働者の約8割を専門的な知識・技術のトレーニングを受けていない労働者が占めている。
・近年は、就職後もキャリアアップや転職のために外国語などの汎用性のあるスキルの修得や、特定の分野の専門性を高めるために様々なスクールなどに通う社会人も増えてきている。
◆ベトナムの年間平均失業率
・若年層(15歳~24歳)の平均失業率は平均失業率と比較して2倍以上高い状態が続いている。
2.ベトナムの社会人向けの教育プログラムを提供しているスクールについて
・ベトナムでは社会人向けのプログラムを提供しているスクールは非常に多いが特に多いのが、語学系(英語)及び専門(技術系、経営・マーケティング系など)である。今回は主要スクールを紹介します。